KidsBoard

こうさくマイコン

ネコマ製作所

いろいろなセンサー・モーターのモジュールと、複数の言語が使えるメインボードで工作を楽しもう

下の画像をクリックすると紹介動画が見られます

KidsBoardはどんなもの?

パソコンやスマホ・タブレットでプログラミングでき、いろいろな工作に使えるマイコンボードです。
4つあるコネクターに専用のモジュールを差し込むだけで、光・磁力・傾き・角度などのセンサーと、DCモーター・サーボモーターなどを組み合わせた工作ができます。工作だけでなく、画面とセンサーを組み合わせたゲームづくりもできます。

ブレッドボードやミノムシクリップを使う工作でありがちな配線間違いの心配がなく、Groveコネクタなどに比べて抜き差しが容易なので、子どもの手でも扱いやすくなっています。

メインボード

PCやスマホからワイアレスに接続してプログラミングができるESP32版の「KidsBoard」と、IchigoJam P互換で、PC不要でモニターとキーボードを接続してプログラミングができる「KidsBoard IJ」の2種類あります。

モジュール

光・磁気・傾き・角度・距離・障害物・温度などが検知できるセンサーと、DCモーター・サーボモーター・LEDなどのアクチュエーターをモジュールにしました。抜き差しが容易で子どもでも簡単に扱えます。

プログラミング言語

ESP32版の「KidsBoard」はArduinoIDEmicropythonでプログラムできる他、ブロックプログラミング言語「KidsScript2.0」(ネクストオブジェクト株式会社)が使用できます。「KidsBoard IJ」にはIchigoJam PのBASICが使えます。

メインボード

マイコンにESP32を使用する「KidsBoard」はUSB-TypeCのコネクタをパソコンに接続することで、ArduinoIDEなどからプログラムの書き込みができます。USBから電源供給ができるほか、電池用のコネクタに単3電池(3~4本)をつないで、パソコンから離れて使うこともできます。
無料のブロックプログラミングソフト「KidsScript」*のファームウェアを書き込むと、KidsScriptからBluetooth経由で遠隔操作ができます。4隅にあるコネクタに専用モジュールを差し込んでGPIOとして使用します。
ボード上に押しボタン、LED、スピーカーを搭載しているのでモジュールなしで使うこともできます。
ボードの構造
*KidsScriptはネクストオブジェクト株式会社様の製品で、KidsBoardと直接関係はありません

マイコンにRaspberry Pi picoを使用する「KidsBoard IJ」は「IchigoJam P」のファームウェアを書き込むと、IchigoJam P互換のBASICマシンとして動作します。Raspberry Pi picoのUSB端子にキーボードを接続し、DVI端子からHDMI用のケーブルでモニターに接続します。GPIOのピンアサインや押しボタン、LED、スピーカーもIchigoJam Pに合わせてありますので、専用モジュールなしで使うこともできます。
もちろんArduinoIDEやmicropythonなどでプログラムすることもできます。

モジュール

センサーモジュール

測距センサー、障害物検知センサー、人感センサー、光センサー、磁気センサー、温度センサー、コインセンサー(フォトインタラプタ)、傾きセンサー
などを用意していて、追加も計画しています。

アクチュエーターモジュール

サーボモーター、DCモーター、3色LED信号機があり、追加も検討します。

その他のモジュール

モジュール延長用ケーブルを使って、モジュールを本体から離すことができます。
ミノムシクリップ用モジュールを使うと、手持ちのセンサー類を利用したり、段ボールとアルミホイルでスイッチを作ったりできます。

専用モジュール一覧

使用例

ロボットカー

障害物検知センサーで壁やモノを避けながら走ったり、KidsScriptからリモートコントロールで走ったり出来ます。シャーシはタミヤの工作シリーズです。
(画像のクリックで動画が見られます)

ショベルカー

角度センサー(ボリューム)でショベルカーのアームや車体を回します。ショベルカーは市販の段ボール工作キットです。
(画像のクリックで動画が見られます)

シューティングゲーム

KidsScriptはタブレットやスマホのゲームを作ることができます。KidsBoardのセンサーを利用すると、ゲームをセンサーでコントロールできます。
これはKidsScriptのデモにあるシューティングゲームを、角度センサー(ボリューム)をアナログコントローラーにしてプレイできるようにしたものです。
(画像のクリックで動画が見られます)

ブロック崩し

IchigoJam P互換のKidsBoard IJでBASICで作ったブロック崩しです。これも角度センサーをアナログコントローラとして使用しています。
(画像のクリックで動画が見られます)

KidsBoardの入手方法

モノづくりイベントなどに出展して頒布する予定です。
メイカー系のECで通販も計画しています。
詳細は決まり次第このサイトでお知らせします。

(実用新案登録出願中)

お問い合わせ

shimomura@kidsboard.jp